業務内容

上野城を理解していただくために

社歴は65年に及び、昭和36年に始まったディベロッパー部門は50年を経過しました。
当社は3つの事業で構成され、給水部門、建設部門(主に民間が対象の設計施工一貫型)がこれに続きます。 上野城へ入社していただく方には、次のような当社の特徴や経営ビジョンを理解していただきます。

まちづくりへのこだわり

当社は人々のきづなが高まるまちづくりにこだわりを持っています。高度成長期、効率化を追求して大量生産された団地の多くが、ヒナ段・横並び型であり、そこには環境や古き良き近隣関係が失われていました。そのような「面積や地価など旧来の経済価値感だけでできた街造り」が連帯感の薄いコミュニティーを大量出現させたとも言えます。当社はその事を省みて、人間性復活への「まちづくりイノベーション」に取り組んでいます。

給水事業

民間企業として人口2万人弱に対する給水事業。『おいしい水』をご家庭にお届けいたしております。 人の体は60%が水。美容と健康に『毎日2リットル』ほどを目安とされています。特に私どもの提供する自然の恵みは、軟水として鹿児島の特産の焼酎、全国生産量2位のお茶と相性がよく、お料理に適した毎日の生活には欠かせない水です。『おいしいお水で健康に!』

「造る」→「描く」→「造る」→・・・の精神

ニュータウン造りを通じて土木・建築技術を蓄積してきました。現在は「土木」と「建築」を融合した民間建設市場にチャレンジしています。また「設計」と「施工」に分かれた体制にも挑んでおり、「描き」ながら「造る」、「造り」ながら「描く」という手法を追求しています。それは、わが国独特の建設事業の不合理・非効率を避け、ユーザー(主婦・子供)とコミュニケーションをとりながら描く、本来の“ものづくり精神”に倣いたいというコンセプトに通じます。

他社にはないビジネスへ

従来の土木技術や建築構造設計を土地リフォームにも移転。さらに住宅建設会社が苦手とする「構造設計」や「耐震地盤づくり」「土木工事」などを支えるビジネスを追求しております。

新時代への取り組み

土木技術の向上を進める一方で、“エコロジー+エコノミー”のコンセプトをもとに、光熱費・ガソリン代ゼロ団地など新しいスタイルの住宅地を、ハウスメーカーと共同開発で進めています。

コミュニティーエコガーデン

鹿児島で50年にわたり宅地開発をしてきた(株)上野城がコミュニティーエコガーデン(自然農園)をスタートします。新時代への取り組みは「エコロジー+エコノミー」のコンセプトを基にしたまちづくりの発展形です。エコ活動の一環として、人と環境に優しいオーガニック栽培で、家族単位の自給自足生活の応援。~遊休地の有効活用と次世代を担う子供たちへの教育を両立~をテーマに社会へ貢献したいと考えます。
場所は宅地としての活用を休止した稲荷町の土地。それがコミュニティーエコガーデンに生まれ変わりました。若者の農業参画ブームもあってこうした共同利用型農園には多くの待機者がいる現状です。鹿児島市の繁華街「天文館」に近いこの土地も農業参画を促す上で有効と考えられ、土地のリユーズが実現することとなりました。もう一度人が集まる場所として生まれ変わらせます。
4月22日アースデー(地球の日)に植樹オープニング予定です。

社屋について

現社屋は、昭和44年に建造しました。当時の日本は「一世帯一住宅」の掛け声で全国に大規模住宅団地の開発が進められていました。鹿児島でも西郷団地、千年団地などが開発され、同様に多くの人々もマイホームを夢見ていました。当社はそのような「一国一城」のシンボル的存在を目指し、地上5階地下1階建の城型社屋を建造。以後、社名を建物名の“上野城”に変更しました。特徴的な社屋は、近年NPO集会場としても活用されています。